クミコオオシマの古い日記帳

クミコオオシマの旧ブログです。noteに移行しました。

私のガジュ麻呂 その2

 

pfau935.hatenablog.com

 

私にはガジュ麻呂という名の同居人がいる。嘘、人ではない。しかしまあその辺の同棲中カップルよりはお互い気を遣わずに暮らしていると思う。もはや存在が空気みたいな日もある。私は彼に水をやったりやらなかったりして、日々生活している。

以前、引っ越しに際してガジュ麻呂のことを記事にした。あれから11ヶ月、私は、

 

また引っ越した。

 

結局前回のアパートに住んだ期間は本当に短かった。一緒に生活していた弟が急に遠くの地へ行ってしまうことになり、ドタバタと急ぎ足で単身用の部屋に引っ越したのだ。自分の引っ越しの多さに自分で引いている。転勤族でもないのに。今度こそ2~3年は住みたいものだ。

新居の居心地はなかなか良い。部屋は綺麗だし、個人的に憧れているハウスメーカーが建てたアパートなのでことさらに。引越日に遅れてガスの開栓が完了し、荷解きも大方終わって、少しずつではあるがいつも通りの生活に戻りつつある。

しかし大きな問題が残っている。ガジュ麻呂の定位置が決まらないのだ。

今はとりあえず窓のそば。なぜなら引っ越してから1週間近く水をやらず日に当てさえもしなかったから。さすがに葉が黄色くなってきて、ちょっとかわいそうだった。ごめん。

今回の部屋には窓が一つしかない。どこにおいてあげるのが良いだろう。昼間明るくなる場所、うっかり肘をぶつけても落下しない場所、布団がずれてぶつかると危ないのでベッド付近はNG。色々考えてはみるが、何せ家具の置き場所がまだ定まらないため彼の定位置も決めようがないのだ。

個人的にはさっさと部屋づくりを終えてしまいたい。不確定な事柄は苦手だ。心がソワソワして、無駄に焦ってしまう。しかし「自分は不確定・不確実な状態が苦手だ」と思っているといつまでたってもそういう自分から抜け出せない。

だから、この苦手な状況を少し楽しんでみようと思う。部屋を整えていく楽しみ。部屋を素敵にする楽しみ。ガジュ麻呂とあれこれ言いながら。

イイネイイネ。楽しそうじゃん。

 

日光浴で微睡むガジュ麻呂です。

f:id:pfau935:20190308124610j:image